雨の日にもおすすめ!富士吉田の「アート&カルチャー」スポット巡り
富士吉田では、近年、移住先としての注目を集めるほか、地元の織物産業との結びつきによる新たな文化がもたらされ、多くのアートやカルチャーが生まれています。
また、それにより、市内では空き家が展示場所や活動拠点として活用され、地域活性化事業へも繋がっています。
今回は、富士吉田の新しいコンテンツ「アート&カルチャー」にまつわるスポットをご紹介します。
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FUJIHIMURO

  • FUJIHIMURO
まず最初に訪れたのが、複合施設「FUJIHIMURO」です。こちらは、地域の産業文化と未来の拠点とし、イベントや展示などを通じて人々や文化の交流を図ることを目的として作られました。施設内には、ギャラリーや、ワークスペースを取り入れたお試し滞在施設などがあります。
元々氷室として使われていた場所を、設計事務所O.F.D.Aと東京理科大学の学生の協力により、建物の特徴を残したまま、内部は氷の洞窟を連想させる空間を設計し、ギャラリーに改装されました。改装については、建築デザイン雑誌「新建築」でも紹介されています。

こちらでは、不定期で展示やイベントが開催されています。展示は、地元の織物産業や産学協力に関連するものが多いです。
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氷室どよう市

  • 氷室どよう市
FUJIHIMUROの駐車場では、毎月第3土曜日に富士吉田・西桂の織物工場で行っているオープンファクトリーに合わせて「氷室どよう市」という小さなマーケットが開催されています。地元の野菜やクラフト、雑貨などが販売されています。
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FabCafe Fuji

  • FabCafe Fuji
本町二丁目交差点に位置する「FabCafe Fuji」は、元々地元の銀行として使われていましたが、その後は一時、消防署の駐車場となっていました。のちに、リノベーションし、市内で開催された布の芸術祭「FUJI TEXTILE WEEK」の会場として使用され、その際は、1階にアート作品、2階と3階は地域の展示スペースに使われました。現在は、カフェとなり、富士吉田の空き家再利用の代表的な事例となっています。カフェの一部は、デザイナーやアーティストのための展示スペースとしても使用することができます。不定期にイラスト、写真、マルチメディア、編み物、ファッションデザイン、テキスタイルなどの展示が開催されています。店内にはアート書棚も設置されており、アート等のイベントに興味のある方には必見の場所です。
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KURA HOUSE

  • KURA HOUSE
「KURA HOUSE」は、本町通りから少し路地を入った場所にある文化複合施設です。築80年の蔵を改装し、3つの建物で構成されています。
ギャラリーとして使われている3階建ての蔵は、展示や音楽LIVEなど様々なイベントが開催され、地元の人々や移住者、アーティストなど、様々な人々が交流する場になっています。また、毎年10月に開催される「ハタオリマチフェスティバル」や布の芸術祭「FUJI TEXTILE WEEK」など、市内で開催される大きなイベントの展示会場としても使用されています。
ギャラリーの隣には、昔住居として使われていた建物には食堂があり、アジア各地域の食べ物やお茶を楽しむことができます。
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good old market

  • good old market
KURA HOUSEの一番手前にある蔵は、土産店「good old market」です。東京から移住したクリエイターの片岡美央さんが経営しています。アトリエ兼店舗となっており、優しくて柔らかいタッチのイラストが描かれた作家のオリジナルグッズのほか、富士吉田の織物製品も購入でき、お土産にぴったりの品が揃っています。
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Watanabe Textile

  • Watanabe Textile
「Watanabe Textile」は、渡邊織物3代目の渡邊竜康さんが主宰するテキスタイルブランドで、工場は下吉田駅から徒歩約20分のところにあります。富士吉田で人気のテキスタイルブランドの1つで、渡邉さんの感性を活かした、より現代的で機能的なデザインを追求した商品を展開しています。空間も彼自身がデザインし、「Watanabe Textile」の商品や生地が展示されています。通常は一般公開されていませんが、事前に予約すれば見学が可能です。また、毎月第3土曜日に開催される「オープンファクトリー」でも見学することができます。
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Tenjin Factory

  • Tenjin Factory
続いて向かったのは、リネンの織物工場「Tenjin Factory」です。リネン100%の織物を製造しており、こちらも富士吉田で人気のテキスタイルブランドの1つです。持続可能な織物の製造を目指して、約20年前からリネンを主体とした開発と製造を行っています。リネンは大量の水を必要とせず、雨水だけで成長することができるため、綿よりも環境に優しい素材で、速乾性や帯電しにくいなどの特性があります。タオル、スカーフ、テーブルクロス、カーテン、布団セットなど日常生活で使用できる様々な商品を展開しています。

工場はそれほど大きくありませんが、店舗が同じエリアにあり、工場の機械が稼働していないときは、見学が可能です。(工場見学は電話又は公式ウェブサイトから予約が必要です)
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ハタオリマチ案内所

  • ハタオリマチ案内所
富士山駅の高速バスの切符売り場の隣にある「ハタオリマチ案内所」では、富士吉田の織物の歴史や工場見学の情報を入手できるのはもちろんの事、職人たちが丹精込めて作った商品を購入することもできます。また、生地を使ったワークショップも体験できるので、ぜひお立ち寄りください。
GOAL

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